2012.8.26
小中英語支援室主催 英語教育研修会
愛知教育大学
夏休みも終わろうとしていた8月下旬、新学期の準備でお忙しい週末にも関わらず、多くの方に参加していただき、実りある講演会となりました。ありがとうございました。
発表者14名:
小学校勤務24名
中学校勤務22名
高校勤務4名
大学生・大学院生25名
その他16名
本学関係者14名
計119名の参加人数でした。
講演 平木裕氏(文部科学省 国立教育政策研究所)
「中学校外国語科における指導と評価の工夫~外国語活動との接続を視野に入れて~」というタイトルで講演をして頂きました。学習指導要領の解説を基に、小学校、中学校、高校でどのような指導を行っていくのかという大変わかりやすく説明いただき、小中高の連携について考える機会となりました。
テーマ別の分科会
今回の講演会では、小学校用英語教材、小中連携、中高連携という異なるテーマにおいて4つの分科会を開催しました。愛知県内の小学校、中学校、高校の先生方の実践報告や、教材作成、模擬授業など、明日からの授業に役立つ内容でみなさんメモをとるなど真剣なまなざしでした。また、発表が終わった後は意見交換会が行われ、グループディスカッションを行い授業に関する情報共有をしたり、発表者に質疑応答をするなど、大変密度の濃い連携の場にふさわしい時間となりました。
ポスターセッション
お昼休憩と並行して、ポスターセッションが行われました。今回はポスターで発表が行われた以外にも、パソコンを使ってプロジェクトの小学校英語ウェブコンコーダンサーの実演なども行われました。
参加者からのアンケートからは
平木先生の講演会がとても充実しているもので、中学を担当している教員にとって小中、中高の連携は漠然と大切なのは理解していますが、新学習指導容量の趣旨を明確に解説していただき理解が深まりました。同時に我々が担う責任の大きさも改めて認識することができました。授業に生かしたいと思います。(中学校教員)
平木先生のご講演は高校教員の私にもとても参考になり、高校で来年から始まっていく指導に関してのアイディアをたくさんいただきました。(高校教員)
新Hi friendsの使い方がわかりました。連携を大きくとらえる見方がわかりました。ありがとうございました。(小学校教員)
Hi friendsの活用法についてもっともっと学びたいと思いました。同じ学校の先生にも是非このような研修に参加して日頃の外国語活動の糧にしてもらいたいと思いました。(小学校教員)
教育実習、教員採用試験の前に聞いておきたかったと思ってしまうぐらい充実した内容でした。普段考えたことがなかった連携の大切さを学ぶことができたと思います。(大学生)